こちらの記事で、転職活動の下準備から応募までを「前半」としてご説明しました。
その続きとして、応募後から入社までの流れを簡単に解説します。
目次
1.面接
┃日程調整
- 書類選考に通過した場合、採用担当者やエージェントから日程調整の案内が来ます。
- 業務や家庭の都合も踏まえて、無理のないスケジュールで候補日を出しましょう。
- ただし、他の候補者も同時に面接に進んでいるので、余裕を持ちすぎないよう注意しましょう。
┃プロセス
- 面接回数は2〜3回としている企業が多いです。
- どの面接で何を見るのか、企業側は誰が出てくるのかなどは、企業によって異なります。
- こういった「選考情報」も、エージェントを活用して収集しましょう。
- 直接応募の場合も、日程調整でやり取りをしている人事から情報収集することができます。
- 「どういった方が担当くださる予定ですか」といった形で、丁寧に確認してみましょう。
┃面接準備
- 職務経歴書を書く際に、これまでの仕事の振り返りが出来ていれば、面接で話す内容もほぼカバーできます。
- 追加で準備が必要なのは、「各企業への志望動機」「口頭で説明する練習」の2点です。
- とくに、話す練習はしない人が大半ですが、口頭で説明するのは意外と難しいので必ず練習してください。
- 昨今はオンライン面接が大半かと思うので、1人でWeb会議に入り、画面に向かって話す練習をしましょう。
- 客観的なフィードバックや、練習相手がほしい場合には、転職エージェントに相談してみましょう。
2.合否判断
┃選考結果とフィードバック
- 面接後、2〜3営業日で選考結果が出るケースが多いです。
- エージェント経由の場合、合否に関わらず面接のフィードバックがもらえることが多いです。
- 直接応募の場合でもフィードバックを依頼することは可能ですが、開示してもらえないこともあります。
- 合格となり、次の面接の候補日をやりとりする際に、ダメもとで依頼するのが良いでしょう。
- 「貴社としてのご懸念点など、フィードバックいただけたら幸いです」等と添えるのがオススメです。
┃「落ちても気にしない」ことが何よりも重要
- 一般的に、1次面接の通過率は30%前後が相場と言われています。
- しかも、採用面接の合否判断は極めて「非合理的」なことが多々あります。
- 人物的な相性や抽象的な印象など、面接官の主観で決まることも多いです。
- なので、「落ちても気にしない」という心持ちでいることがとても重要です。
- とにかく気楽に、ご自身のペースでやっていきましょう。
3.オファー面談
┃条件提示の場
- 晴れて内定となった場合には、オファー面談(条件提示面談)が行われることが多いです。
- 具体的な年収や、働き方などの制度、仮の入社日などの説明を受ける場です。
- 入社に向けた不明点を解消する場なので、積極的に質問しましょう。
┃その場で「即決」する必要はない
- その場で入社意思を問われても、回答をする必要はありません。
- 「確認したいことを全て聞く」ことを優先し、「2-3日以内にご連絡いたします。」と伝えて帰ればOKです。
- もちろん、「どんな条件でもここで内定が出たら入社する」と決めていたなら、即答で問題ありません。
4.入社するかどうかの最終判断
┃最終的な意思決定
- 転職活動にリスクはありませんが、転職するという「意思決定」は、リスクを踏まえる必要があります。
- 「オファーレター」や「条件提示書」と呼ばれる書面をもらうケースが多いので、熟読して確認しましょう。
- また、求人票(応募時に見たもの)も改めて読み込み、見落としや条件齟齬がないか確認しましょう。
- 悩んでしまう場合には、メリットとデメリットを書き出して冷静に比較するのがおすすめです。
- 現職に勤め続けるメリットとデメリット、内定先に入社するメリットとデメリットを並べて判断しましょう。
┃身近な人には「事前に」報告をする
- ご結婚や同棲をしているパートナーがいる場合、内定が出た時点で必ず報告をしましょう。
- 収入や働き方の影響を受ける方には、「決める前」に1度報告しておくのが無難です。
- 入社を決めてからの「事後報告」では、思わぬ反対にあうケースもあるので気をつけましょう。
5.入社手続き / 退職交渉
┃意思決定の連絡
- 入社の意思決定をしたら、応募先(もしくは担当エージェント)に連絡を入れます。
- 決定後は、「候補者」ではなく「入社予定社員」となるため、エージェントは外れます。
- 手続きなどは、入社先の人事が随時案内してくれるので、指示に従って対応しましょう。
┃「退職交渉」が最後の頑張りどころ
- ご自身の最後のタスクは、現職への「退職交渉」です。
- まずは直接の上司に当たる方に、個別にお時間をいただいてお伝えしましょう。
- ポイントは「相談」ではなく「報告」というスタンスを貫き、退職の意思を明確にすることです。
- 引き留めにはいろんな口実がありますが、一切応じない決意で望みましょう。
- 誘惑的な引き留め:昇給、昇格などを匂わせたり、評価や期待を述べる
- 圧迫的な引き留め:罵声や威圧的な態度で、他社では通用しないなどと追い込む
- 粘り強く、退職の意思を示し続け、引き継ぎなども丁寧に行って、円満な退職を目指しましょう。
┃退職代行について
- よほど悪質な企業にお勤めでない限りは、ご自身で対応することをおすすめします。
- 引き継ぎなどでしばらく勤務するケースが多く、噂になりながら仕事を行うのはとてもストレスです。
- せっかくの転職が台無しになるのも悲しいので、丁寧で円満な退職を心がけましょう。
6.入社日まで
- 全力で有給消化をする
- 転職の合間の有給消化は、人生においても貴重なリフレッシュ期間です。
- 謙虚にならず、できるだけ長く取れるように、引き継ぎを最短で終わらせましょう。
- 引き継ぎは前のめりに、自分から動く
- 上司や後任は動いてくれないことが多いので、自分からアクションしましょう。
- 引き継ぎ資料をどんどん作り、後任のアサインも自分から依頼していくイメージです。
- 「◯日から有給消化に入りたい。なのでここまでに引き継ぎ資料を完成させる。後任アサインお願いします。」
- これを自分から上司に伝えるくらい、前のめりに頑張りましょう。
- 有給消化中の過ごし方
- 自由です。好きにしましょう。
- 次の仕事に備えて勉強するもよし、旅行に行くもよし、何でもありです。
- 働き始めてしまうと、まとまった休みが取りづらいことが多いです。
- こういうときしか出来ない時間の使い方を、思う存分楽しみましょう。
応募から入社までの流れをご紹介しました。
転職の成功に向けて、職務経歴書という武器をどう仕立てていくかが、このブログのテーマです。
「転職の軸」の考え方など、面接準備の参考になるポイントも解説していますので、ご活用ください!
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