職務経歴書を書く際に、まとめ方や形式が分からず困る方も多いかと思います。
マーケティングの視点で、進め方やポイントについて解説します。
目次
1.ターゲットを理解する
┃相手を知らなければアピール出来ない
- 大前提として、企業の採用活動は「事業に貢献できる人」を募集しています。
- それを職歴書で示すために、まずは応募先の企業について理解を深めましょう。
- 具体的には、求人を「企業」「事業」「役割」の3つの視点で捉えることが重要です。
- 求人を「◯◯な企業の、◯◯の事業に、◯◯な貢献をする役割」と説明できるまで理解しましょう。
┃何よりもビジネスの理解を優先
- 求人情報だけでなく、会社のHP、商品やサービスのHPを、細部まで読んでおきましょう。
- 上場企業であれば、資本家向けのIR資料(決算説明資料や統合報告書)なども、貴重な情報源です。
- 細部まで読んでいること自体が、面接でのアピールにもなります。
┃採用コンテンツは、関係のある部分だけでOK
- 採用ブロクや社員インタビューなどを、読みきれないほど掲載する企業が増えています。
- これらは、どちらかというと、募集を集めるためのコンテンツであることが多いです。
- なので、自分が受けている求人に関連するものや、興味があるものだけ読めばOKです。
- 採用コンテンツよりも、企業や事業の情報をインプットすることを優先しましょう。
2.自分を「商品」として考える
┃アピールポイント(=強みや経験)を書き出す
- ターゲットを理解できたら、そのターゲットが「自分を採用したくなる理由」を作ります。
- こちらの記事で解説したような作業で材料を集め、文章にしていきましょう。
- 後から整えれば良いので、まずは体裁を気にせず、いろんな言葉にしてみましょう。
- あくまで「ビジネスに貢献する」ためのアピールであることを忘れないよう注意してください。
┃具体的なイメージが湧く言葉を添える
- 例えば、単に「営業力」と言われるよりも、「商品知識を活かした営業力」の方が、イメージが湧きます。
- そしてその背景に「高い学習意欲」があるとなれば、再現性も感じさせることができ、内容に厚みが出ます。
- このように、業務上の武器や特徴(スキル、知識、気質など)をまとめ、説得力を持たせていきましょう。
┃ターゲットが喜ぶかを想像する
- 文章になったら、それを読んだ人事や、募集部門のマネージャーがどう思うか、一度想像してみましょう。
- 会ってみたい、採用したい、と思わせることが出来そうであれば、アピールポイントとしてほぼ完成です。
- ターゲットのニーズの想像と、自分を見つめる作業を交互に繰り返し、文章を仕上げていきましょう。
3.「ファーストビュー」が勝負
┃読んでもらえないことを前提に考える
- 職歴書は、細部まで読み込んでもらえないことが前提となる書類です。
- 面接官によっては、面接の直前までほとんど読んでいないこともあるくらいです。
┃冒頭で惹きつけることが出来るかどうか
- Webサイトを開いた際に、最初に目に入るエリアを「ファーストビュー」と呼びます。
- サイト来訪者の過半数は、ファーストビューだけを見てサイトを離れるとも言われています。
- マーケティングではファーストビューを非常に重視しますが、職歴書も同じ考え方が必要です。
- 書類の冒頭で惹きつけることを意識し、そこで勝負を決めるつもりで書き上げましょう。
┃「簡単に」「自分のメリットだけ」を知りたいのが人の心
- 何か提案を受けたり、Webサイトを見たりしたとき、「ポイントだけ教えて」と思ったことはありませんか。
- 書類選考をする側の心理も同じで、「詳細を読まずに簡単に把握したい」という気持ちで書類を読んでいます。
- 読み手の欲求に応えるために、「キャリア概要」「強み・貴社への貢献ポイント」を冒頭に記載しましょう。
4.「シンプル」は正義
┃フォ―マットにこだわり過ぎる必要はない
- クリエイティブ系の職種でない限り、デザインに過度にこだわる必要はありません。
- 実際、多くの求職者が、ネット上で配布されている、ほぼ同じ体裁の職歴書で応募しています。
- ただ、同じフォーマットを使っていても、「見やすさ」で差を付けることができます。
┃読みやすさ重視で、箇条書きを使う
- デザイン用語で、読みやすさのことを「可読性」といいますが、箇条書きは可読性が高いです。
- 読む側の目線に立つと、「長文」よりも「シンプルな箇条書き」の方が読みやすいです。
- 強みやアピールポイントも、シンプルに箇条書きで、3つにまとめましょう。
┃強みのまとめ方
- 「メインの強み1つ+サブの強み2つ」の箇条書きが出来ていると、仕事ぶりが想像できるので理想的です。
- 「メインの強み+サブの強み+人間性やキャラクター」という構成でもOKです。
- この場合、人間性やキャラクターは、自己認知ではなく、他者から受けた評価であることが望ましいです。
┃「余白」で差をつける
- 余白は、誰でも簡単に出来る、書類デザインを洗練するポイントです。
- 人の脳は、余白が少ない文章を見ると、ぱっと見で「読みたくない」と思ってしまう心理を持っています。
- いかにも情報量が多そうな、ぎちぎちの書類は読む気にならないという気持ちは、皆さんも同じではないでしょうか。
こういった点を意識し、相手の目線に立って書くと、同じ内容でも印象に違いが出ます。


┃資料が見やすいこともアピールになる
- 文章の短さ、箇条書き、段落の間隔や行間の幅など、文書デザインを工夫して見やすく仕上げましょう。
- 内容の面では、数字を入れる、ポイントが伝わるキーワードを添える、などでアピールします。
- 資料や文章が分かりやすいことは、ビジネススキルとして普遍的な価値があります。
- こだわった職務経歴書を通して、そうしたスキルがあることもアピールしていきましょう。
一般的な職務経歴書のフォーマットをベースに、より「読みやすさ」に配慮したフォーマットを無料で配布しています。
以下のリンクから無料でダウンロードいただけるので、ご活用ください。
https://forms.gle/YQfPCHQm8XjW9PRPA
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